パラボログ

切り紙と雑貨の「パラボラワークス」の日々の様子をお伝えします。

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ディア・ドクター

先日、ひさしぶりに、映画を見てきました。

映画の名前は「ディア・ドクター」

笑福亭鶴瓶さんが主演の映画で、
農村で起きた、ある事件と、それにまつわる
いろんな人々の「嘘」の物語です。

詳しくは公式サイトで。

実話をもとにした話しではなく、作り話ではあるんですが、
嘘のような、ほんとの話、という印象でした。

登場人物が、それぞれの「嘘」を共有しながら、
おのおの、そこにはつっこまず、成立している小さな村の診療所。

村人から尊敬のまなざしを向けられる医師、伊野(鶴瓶さん)
は、大きな秘密を持っているのですが、
ある患者から病状について、家族に「嘘」をついてほしい、
と頼まれることから、事件が起こります。

事件自体は、ショッキングではなく、
それが、起きるまでの日々を丁寧に追っていくのですが、
それぞれの事情や、憧れ、嘘といった、
言葉にあまり表れないものが、少しづつかさなりはじめたとき、
ふと、足元が揺らぐ感覚に襲われるような気がします。

説明は、あまりないですが(説明的なカットはもちろんありますよ)
この行動をこのタイミングで、というのが、「物語」っぽくなくて人間くさくて、
どきっとさせられます。

「正しい」ことが善なのか、「嘘」は悪なのか、
資格を持っていることと、その仕事をする「資格」は別だったりすること、
白黒だけでは判断できない部分に、じっと寄り添っているような
でも、事件後の周囲の人々の反応となんら変わりない日常の描かれ方の、
「冷め具合」に観察者としての冷静さもあって。

やわらかく、つきささる針のような印象でした。

ひとことではくくれない、映画なんですが・・まとめなきゃ。

うーん。

「どれだけの嘘を塗りつぶして生きていくんだろう」
って感じです。

無理やり、もあれば、努力して、もあり、消えていくものもあって。
でも、それも全部うけいれて、暮らしてく。

ラストシーンは秘密なんですが、そんな風に思いました。
なんか、一度、周りを見渡したい、という方にオススメの一本です。

今日もご覧くださり、ありがとうございます♪


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